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2015年10月から全国で発送が開始されたマイナンバー番号通知カード。その配送に関する誤配達や誤交付などの事故が全国で相次いでいます。
2015年11月19日現在で、その件数は2015年11月分だけでも38件。全国各所で発生していますが、最も多いのは東京を中心とした関東圏です。
これらの誤交付が起こる原因は、おもに配達先住所や氏名の確認不足や転送先宛名ラベルの貼り間違いなどの”故意ではない”人的なエラーによるものですが、石川県では珠洲郵便局の職員が郵便物の受け取りサインを偽造する事件なども発生しています。
番号通知カードの誤交付が発生する際に日本郵便の各支社では「再発防止につとめる」と会見を開いていますが、マイナンバーの発送件数は全国の合計で5600万件にものぼる膨大な量である点やこれから年末に入って郵便物が増えることなどを考慮すると、さらに事故件数は増加していくことが危惧されています。
今回の問題は郵便局側の問題だけではなく、2016年からはじまる制度であるにもかかわらず2015年10月から全国に一斉送付をはじめるというスケジュールについての問題点もあるものと思われます。
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